アーティストインタビュー

蓮沼執太

撮影:繁野潤哉  
文章:CRJ Sapporo 中井葉月

2016年にもOTO TO TABIに出演した蓮沼執太がコンダクトしている、総勢16名による蓮沼執太フィルは、ヘッドライナーとして大迫力の盛り上がりを見せてくれました。セットリストの中では蓮沼執太作曲による環ROYの楽曲「YES」をフィルで奏でるなど、OTO TO TABIでしか味わえない魅力であふれ、アンコールでは観客が自然と体を揺らすような一体感が会場を包みました。今回は、蓮沼執太さんにお話を伺いました。

雪が降ると音の伝わり方とかも
変わるんですよ

―ライブの感想からお願いいたします。

これだけの人数を呼んでいただくということがまず嬉しくて。それを温かい感じで見てもらっていたので、楽しいライブにできたなと思います。フェスでは見られないような、とはいえやっている音楽というのはそこまで難しい音楽ではないし、聴いてノれるっていう音楽でもあるし。とにかく生演奏というのを蓮沼フィルはすごく大切にしているので、ここでできてよかったなと。

―OTO TO TABIについてお聞きしたいです。

OTO TO TABIは、真冬でもないけど春でもない間に行われるものじゃないですか。普通フェスって夏じゃないですか。雪がある中でのフェスっていうのはすごく印象に残るんですよ。
雪が降ると音の伝わり方とかも変わるんですよ、音が吸われるというか。そういう感覚ってなかなか味わいにくいので、普通と違うような感覚でライブできるというのは面白いなと思っています。いろんなところへ行っても、同じような感覚だとつまらないじゃないですか。ここにはここの特徴があるというのが出にくい時代なんですけど、その土地の個性みたいなものを感じられるのはやる側も面白いですし、変わっている環境でやるというのはすごく好きなので、楽しかったです。

―蓮沼さんはいろいろなアーティスト活動をされていますが、生まれ変わったらどんな職業に就きたいですか?

大学生の時くらいに音楽を作り始めたんですよ。職業として音楽家になったのがそもそも成り行きみたいなものでもあるので…。 建築が好きなのと、建築も環境のことを考えるとか、時代の良さとか、自然や都市と触れ合うとか。社会とのかかわりだったり、人間とか、人間じゃないものとどう触れ合うかみたいなことを考える部分があるので、建築家で!

―北海道ではジンギスカンのめんよう亭が好きだという蓮沼執太さん。心温まる素敵なライブ、インタビューのご協力ありがとうございました!

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