アーティストインタビュー

小山田壮平

撮影:鈴木友梨・繁野潤哉  
文章:CRJ Sapporo 赤司薫乃

「OTO TO TABIは僕のためのフェスじゃないかな」そうMCで話したのは、音楽好きで旅好きな小山田壮平さん。一曲目の「1984」からまっすぐな歌声に魅了された観客は、「Sunrise & Sunset」のイントロや、曲のタイトルを耳にするたび「待ってました!」とばかりに大盛り上がり。最後の「16」では小山田さんの「一緒に歌いましょう!」の一声で合唱。皆が最後の曲を惜しみながらも、それでも嬉しそうに歌う姿があり、素敵なステージでした。

『みんな歌って!』というのを
一度やってみたくて

―ライブを見ていたのですが、ギターひとつでこんなにも熱く、時には切ない歌声もあったり、いろんな表現があってとても良いステージでした。

ありがとうございます。フェスに出るのが相当久しぶりだったので、楽しかったです。

―OTO TO TABIのステージを終えてどうでしたか。

このフェスティバルは初めて来たんですけど、すごく居心地が良くて。環境も、周りの芸術の森も良いし、夏には野外美術館とかにまた来たいです。スタッフの皆さんも良い方だし、いいフェスだなと思いました。

―このフェスの雰囲気と、小山田さんの優しい歌声とギターがマッチしてて、すごくいいなと思いながら聴いていました。

どんどんマッチングしていこうかなと思っています(笑)

―今回のAURORA GARDENのステージでは背景がオイルアートでしたが、曲に合わせて同時進行で演出がされていて、とてもマッチングしていました。

あ、本当ですか。僕は見てないんですけどね(笑)

―そうですよね、弾きながら後ろを見るのはちょっと(笑)
それと『Sunrise & Sunset』や、最後の『16』のときにお客さんがひとつになって歌っているところも印象的でした。

『みんな歌って!』というのを一度やってみたくて(笑)。今日初めてやってみたんです。

―そうなんですか!

やっぱりパッとああいうのが自然にできる人はすごいなと思いました。ちょっとタイミングがわからなくて…ああ今だよ!カモン!とか言ってたけど(笑)

―それでも結構反応がありましたよね。

はい。ちゃんと歌ってくれたので良かったです。

―『OTO TO TABI』は冬のフェスですが、冬の北海道に来たことはありますか?

冬の北海道…ライジングは夏ですもんね。ああ、昔スペースシャワー列伝で結構雪の積もる頃に一度来ましたね。久しぶりですね。

―この北海道の雪などはどうですか。

僕、出身が福岡なので雪が降らないというわけではないんですけど、こういうドカッと降るようなことはないですよね。でも今って3月だけどめちゃめちゃ雪が深いわけではないですよね。

―そうですね。今年は解けるのが早い気がします。今日はちょっと寒いですけれど…。MCでもちょっと言及されてましたけど、小山田さんご自身も旅が好きとおっしゃっていましたよね。この冬が終わってから、旅をする予定はありますか?

バルセロナに行こうかなって思って。ちょっとメッシを見に行きます(笑)

―メッシ!サッカーがお好きなんですか?

サッカーが好きで、中学までやってそこから離れちゃったんですけど、メッシがサッカー界に出てきてすごいなと(笑)。全然関係ない話なんですけど、一回ぐらいは見に行きたいなと・・

―今日2曲目に歌われた新曲『Kapachino』はインドの旅を経て出来たように、旅をする中で曲が出来ることはよくあるのですか?

そうですね。普段考えないようなことを考える。っていうか、普段の生活はルーティーンになっているから、それは何も考えなくても日々をこなしていけるけど…なんかこう、旅に行くと新しいものに出会えるから、普段考えないようなこともすごく考えたりしますね。

―刺激的な感じで。

うん。で、なんか、ここにはこういう違う人たちの生活があって、けど自分はいつもなら日本でこういうことやっているなとか。こう自分の生活を遠くから眺めるような気持ちになります。そうすると、新しい感情が湧いてきたり、意外とずっと思い出したこともなかったような昔の友達のことを思い出して、あいつ昔自分にすごく嬉しいこと言ってくれたけど、今頃元気にしてるのかなとか。

―新しいことも湧きつつ、昔のことを思い出したりもするんですね。

それでワァって気持ちが高まって曲を書いたりとか。まあ旅に出ると刺激がありますね。

―次はぜひ、夏の札幌に〈旅〉に来てください!

ぜひ呼ばれたら行きます。

―お待ちしています!

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